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ニュース/トピックス2018.10.23
どんな原理?スマホのガラスコーティング

新しく購入したスマホは、そのままでは画面のガラスの耐久性が強いとはいえず、落とした弾みで割れてしまうことがあります。そのためフィルムタイプの画面保護シートを貼る人が多いですが、最近ではより耐久性の高いガラスコーティングで画面の割れを防ぐ人が増えています。
ガラスコーティングってどんなもの?
スマホの画面保護や落下対策のために、一般的には次のような方法を取ることが多いです。
・保護フィルムを貼る
・強化ガラスを貼る
・ケースに入れる
しかし、保護フィルムや強化ガラスを貼ると接着面に空気が入る場合や、汚れが入って取れなくなる、シートの縁に汚れがたまるというようなデメリットがあります。ケースに入れる場合も、ある程度使用しているとケースが汚れて傷み、買い替えなければなりません。
スマホのガラスコーティングは特殊な液体でスマホを薄くコーティングすることで傷や汚れが付きにくくなり、耐久性をアップできるというものです。気泡やごみが入ることもなく画面の指ざわりもよくなるので、快適なスマホライフを送れます。一度施工すれば、スマホの使い方などにもよりますが、機種変更までその効果を持続できることが多いです。
コーティング剤がスマホ画面を保護する仕組み
ガラスコーティングの原理は、このようになっています。
1.ガラスコーティング剤に含まれているナノレベルの二酸化ケイ素といった粒子が、画面やスマホ本体を構成している物質の隙間を埋めていきます。
2.隙間が埋まったら、今度は塗布した場所全体に薄い膜を形成しガラス面やスマホを覆います。
3.塗布直後は鉛筆で4H程度の硬さですが、時間が経つにつれ強度が増していき、一ヵ月後には9Hの硬さになります。
このように、ガラスコーティング剤の成分がスマホ構成物の隙間を埋めて、表面に膜を張ることで塗布した場所の強度を増し、水や汚れなどが付きにくくなるのです。ガラスコーティングの膜は保護フィルムよりも薄くて厚さを感じさせないので、購入直後と見た目はほとんど変わりません。
スマホをガラスコーティングして耐久性を上げたといっても、「壊れにくくなる」というだけで「壊れない」わけではありません。角から落とした衝撃で内部から割れるケースもあるので、それはガラスコーティングでは防ぎようがありません。ただ普通に多少おとしたくらいではまず割れることはありません。どうしても不安な方は、バンパーかカバーをつけていただければ万全でしょう。
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